2018年6月22日金曜日

比較教育学会ラウンドテーブルのご案内

6月22日から24日まで広島大学で開催される日本比較教育学会第54回大会では、今年も北欧諸国の教育に関するラウンドテーブルが設けられます。

ラウンドテーブル以外にも、北欧に関する個人発表が複数予定されていますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。
大会ホームページはこちらです。
http://gakkai.hiroshima-u.ac.jp/index.html

大会参加費は、正会員・臨時会員5,000 円(事前振込4,000 円)、学生会員4,000 円(事前振込3,000 円)です。

ラウンドテーブルは6月22日(金)18:00~20:00、会場は東広島芸術文化ホール くらら104教室です。

詳細は以下のとおりです。
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北欧諸国における教育の「平等」実現に向けた取り組み
―マイノリティの教育機会保障―

企画者:澤野由紀子(聖心女子大学)
司会者:渡邊あや(津田塾大学)
発表者:是永かな子(高知大学)、原田亜紀子(東京大学大学院)、松田弥花(高知大学)、長谷川紀子(愛知工業大学)

SDGs ゴール4が目指す「すべての人にインクルーシブで公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」ことは、20 世紀中頃から北欧諸国が目標としてきたことでもある。本ラウンドテーブルでは、国際情勢の変化の影響を強くうけながら、社会・経済・科学・技術の急速な変化に対応すべく教育改革を進めている 21 世紀の北欧諸国において、誰一人分け隔てなく包摂する北欧型の教育機会の「平等」がどのように担保されているのか、北欧社会の現代の「マイノリティ」に焦点をあてて検討していきたい。特に障害のある子どもや成人、北方少数民族ならびに欧州難民危機の際に北欧諸国に移住してきたニューカマーに対する教育機会の保障のための制度と実態に着目していく。
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