2021年2月24日水曜日

市民講座登壇のお知らせ

 北欧教育研究会では、新刊『北欧の教育最前線ー市民社会をつくる子育てと学び』(明石書店)を出版したところですが、これにあわせて、北翔大学の市民講座に登壇します。市民講座では、新刊の内容をベースに、紙幅の都合で書ききれなかったことなどを交えてお話しします。また、ご参加の皆さまから関心のあるテーマを伺い、ディスカッションしたいと計画しています。オンラインでどなたでも無料で申し込めますので、ぜひご参加ください。


「北欧の教育と共生社会」
(北翔大学札幌円山キャンパス 北方圏学術情報センター連続市民講座)

【日時】 2021年3月6日(土) 14:00~15:30 (13:50開場)
【内容】(予定につき、変更になる場合があります)
■林寛平(信州大学)

権威を嫌い、立場を超えてお互いを尊重しようとする北欧社会。学校では先生も呼び捨てにされます。「敬称改革」の時代背景や思想についてお話しします。

■中田麗子(東京大学)

アレルギーや宗教上の理由などから、学校給食の特別対応が増えています。スウェーデンではどのような取り組みをしているのか、理想と実態をお話しします。

■本所恵(金沢大学)

スウェーデン語がまったく話せない息子を学校に通わせた経験を踏まえて、支援の必要な子にどのように配慮しているのかをお話しします。「ダウン症の日」(3月21日)の事例から、共生社会の実現に向けた身近な取り組みを紹介します。

■ディスカッション

企画者の石塚誠之(北翔大学)のファシリテーションにより、北欧の事例を私たちの社会でどのように取り入れられるのかを議論します。参加の皆様の活発な議論を期待しています。

【申込】以下のURLから事前にお申し込みください。お申込みいただいた方にZoomのURLをお知らせします。

皆さまのご参加をお待ちしております。